有限会社S-Produce.(本社:広島県広島市、代表取締役:下宮 勇生)は、広島県の大学生と県外企業が手を組み北広島町の地域課題解決に挑むインターンシップ【ネルコラボ】をスタートいたしました。
■地域課題の解決に取り組むため、県内6大学22名の学生が集まる
広島県内の6大学から大学生が22人集まり、“地域課題の解決に取り組んでくインターンシップ【ネルコラボ】”が第3期目を迎え、本格的に動き始めました。
地域課題を考えていくフィールドとなるのは、広島県の北部にある北広島町です。少子高齢化や過疎化、空き家問題といった地域課題が年々深刻になっていく中、学生たちは、それらの課題を解決するプランを、9ヶ月間の期間の中で、作成していきます。
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ネルコラボでのインターンシップ風景1
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ネルコラボでのインターンシップ風景2
■ネルコラボを始めた背景「現代のインターンシップが抱える課題」
●〈背景〉三日以内の短期間のインターンシップが約7割。
学生がインターンシップに求めることの一つに「企業のことを深く知りたい」「インターンシップを通じて、自己理解、自己成長をさせたい。」というものがあります。
しかし、リクナビ2018、マイナビ2018のインターン情報掲載企業のインターン実施期間に関しての調査で、3日以内のインターンシップは、リクナビ73%、マイナビ63%となっています。つまり、ほとんどのインターンシップが短期間で終わってしまうのが現在のインターンシップの特徴となっています。
学生からは、「企業側からの企業説明会を受けるだけで終わった。」「他の企業と同じようなインターンシップの内容ばかりで成長を感じられなかった。」「オンラインでのインターンシップは、会社の雰囲気が全く見られないので、企業のことを知れた気がしない。」など不満足な感想を聞くこともしばしばありました。
●〈背景〉長期的に学生との接点を確保することができない企業
企業がインターンシップを受け入れる理由の一つに「自社に合う人材を発見したい」というものがあります。しかし、大手就活キャリアでの告知では、「企業名が知られていない」ことが原因で、有名企業や上場企業などばかりに学生が流れてしまい、学生の集客を満足に行うことが出来ません。
さらに、長期的なインターンシップは、中小企業にとっては、人材や時間を割くコストが十分になく開催できないケースがほとんどで、長期的な接点を学生と取れないという問題点があります。
●〈目指すところ〉学生は成長を感じ、企業は学生と接点を持てる。それがネルコラボ
ネルコラボは、学生が企業を選んでインターンシップに行くという、従来のインターンシップの形を覆し、“ネルコラボというプロジェクトに学生も企業も集まる”という形をとりました。さらに、地域課題の解決を題材として取り上げることで学生は、企画立案やプレゼンテーションなど、社会で求められる力を養成することができ、企業は、学生集めや運営カリキュラムの作成などの運営コストをかけることなく、学生と長期にわたって人間関係を構築することができるといった両者の要望を満たせるインターンシップになりました。
■企業から与えられたテーマに沿って地域課題にアプローチ
今年度のネルコラボは、企業に与えられたテーマに沿って、課題の解決方法を考えていきます。
テーマは、「教育」「食」「イベント」の3つです。教育部分では、福岡県に本社を置く、株式会社LbE Japan。食部分では、愛媛県に本社を置く株式会社マルブン。イベント部分では、当社が担当をし、学生と一緒になって地域課題を解決するためのプラン作成を行っていきます。
■10月から6月までの約9ヶ月間の挑戦
ネルコラボの期間は、10月~6月の約9ヶ月。この期間、学生たちは、月に一回の集合研修と各チームでのプラン作成に取り組みます。最終的には、考えたプランを北広島町と所属する企業の社長に向けてプレゼンテーションを行います。
その後は、実際に企業と手を組んで実現化に向けて行動したり、考えたプランをビジネスプランコンテストに出して賞に挑戦したりと学生ごとに個別の挑戦が始まります。
■過去2年のネルコラボ参加学生の実績
第1期ネルコラボに参加したチーム「たわらんぴんぐ」は、ネルコラボ中に考えたプラン「Yattem!」で、公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金主催のビジネスプランコンテストで学生枠の最高賞を受賞。そこで手に入れた助成金を基に、実際にアイデアをプロダクト化し、北広島町で開催されたお祭りや広島市内で開催されたお祭りにてプランの有効性を示す実証実験を行いました。現在も、プランの実現に向けて頑張っています。
その他、ネルコラボで学んだマーケティングの視点やプレゼンテーション能力を活かし、
・公益社団法人 広島県トラック協会主催ビジネスプランコンテスト「とらビズ!」金賞受賞、特別賞受賞
・広島県の社長と学生をつなげるためのイベント「社長と語り飯!」の開催
など活動の幅を広げ活躍中!今年もそんな面白い学生が続々登場します!
■今後のスケジュール
・10月29日:9:30~17:0
【会場】:コワーキングスペースAxEL,(広島県広島市中区大手町1-1-20 相生橋ビル7階)
【内容】:県外の企業が実際に広島に来て、初めて学生との交流を行います。
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企業と学生の交流1
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企業と学生の交流2
・11月12~13日
【内容】:北広島町合宿。北広島町と周辺地域の観光資源を見て回る1泊2日。
これから活動していくフィールドとなる北広島町に学生たちは、
初めて足を踏み入れます。北広島町の雄大な自然と、
地域資源を五感で堪能し、プラン作成に役立てます。
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田舎のフィールドワーク1
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田舎のフィールドワーク2
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田舎のフィールドワーク3
ネルコラボの公式サイトはこちら
https://www.internship-jpn.com/
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プレスリリース提供元:@Press